セミナーの概要・目的

近年、神経リハビリテーションにおける脳画像の活用は重要性を増しており、セラピストをはじめとしたメディカルスタッフにも、画像評価に必要な神経解剖学の深い理解が求められるようになってきました。しかし残念ながら、メディカルスタッフが深く神経解剖学を学習する機会は卒前・卒後ともに極めて限られています。

この問題を解決するため、本セミナーでは、メディカルスタッフの皆様がヒトの脳を自らの手で解剖していただき、脳の「かたち」と「はたらき」の奥深さを学ぶ機会を提供します。本セミナーの目的は、神経解剖学の理解を通して脳画像を活用した神経リハビリテーションの質の向上を図り、脳卒中・神経疾患に悩む多くの患者様の生活の質の改善に貢献することにあります。

多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

セミナー代表 小林 英司(札幌医科大学医学部 解剖学講座機能構造学分野 )


なお、本セミナーは札幌医科大学倫理委員会及びカダバーセンターの審査を経て、札幌医科大学医学部解剖学講座の監督のもとで行っております。

                 実施責任者 : 永石 歓和(札幌医科大学医学部 解剖学講座機能構造学分野 教授)

                 実施分担者   : 大﨑 雄樹(札幌医科大学医学部 解剖学講座細胞組織学分野 教授) 

                 セミナー代表:小林 英司(札幌医科大学医学部 解剖学講座機能構造学分野 講師)

2026年3月14日~15日に「第8回メディカルスタッフのための神経解剖セミナー」が開催されました。

札幌市内でイベントが開催されていたため、講師も含め飛行機や宿泊場所の確保が大変でしたが、道外の参加者を含め定員いっぱいでの開催となりました。


当日は、開催に伴い札幌医科大学医学部解剖学講座機能構造学分野の永石歓和教授にご挨拶をいただいきました。




その後、講師二人の講義(上:大村先生  下:小林先生)、実習となりました。



講義は2日分の実習の学びがより深いものとなる内容であり、実習も実施方法の説明や解剖台を巡回しての指導がされていました。一部複数回参加の受講者もおり、周囲へのファシリテートをしてくれるなど、真剣な学びの中にも非常に雰囲気の良い実習となっておりました。

実習後の受講生皆様の理解度についてもよい反応であり、非常に有意義な講習会になったのではないかと感じております。



今年度の研修会を無事に開催でき、札幌医科大学及び、札幌医科大学医学部解剖学講座、参加者の皆様に御礼申し上げます。また、次年度は2027年2月27日~28日の予定となっております。

詳細につきましては、こちらのホームページ等で情報を更新いたします。

参加をご希望の方は、例年早期に定員となりキャンセル待ちがでるセミナーですので、早めの申し込みをお待ちしております。




今年度のセミナーの申し込みを開始しております。(ポスターのQRコードもしくはHPよりお申込みください!)

10月末より申込を開始しましたメディカルスタッフのための神経解剖学セミナーについて、

現在、複数の申し込みキャンセルがありまして、20日時点で若干ですがお席に余裕がございます。

そこで、申し込み期間を11月28日までに延長いたします。

ご興味のある方はもちろん、初めてで不安だけどまずはどんなものか見てみたいという方でも大丈夫です。

丁寧に指導いたしますので、お気軽にご参加を検討いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

皆様のご参加お待ちしております。


今年度のセミナーの申し込みを開始します!(11月4日9時開始!ポスターのQRコードもしくはHPよりお申込みください!)

第8回メディカルスタッフのための神経解剖学セミナーが2026年3月14~15日に開催されます。メディカルスタッフがメスを持ち直接脳の解剖を行うことができる機会です。

ポスター、お知らせをご確認の上、ポスターのQRコード、もしくはHPよりお申込みください。11月4日申込み開始で、今回は先着順となっております。

これまでも、早期に定員に達しておりキャンセル待ちとなっているため、参加ご希望の方はお早目のお申込みをお願いいたします。

なお、申し込みに際しては以下の注意点をご確認ください。

皆様のご参加お待ちしております。

(注意点)

〇 解剖実習について

 ・ご献体の脳を扱う実習が含まれますので、札幌医科大学医学部の解剖実習室の利用ルールに従い行います。

・実習に必要なサージカルマスク、ゴーグル、グローブは当方でご用意します。

・解剖実習室内では上履き(靴底の黒いものは不可)、白衣(スクラブやケーシー可)の着用をお願いします。これらは各自でご用意ください。

・解剖実習室内での撮影すべて禁止となります。

〇免責事項

 本セミナーでは、献体標本に触れることが含まれます。献体標本は、札幌医科大学医学部解剖学講座により用意され、感染疾患のないことが証明されておりますが、札幌医科大学としては、献体標本について、あらゆる種類の病原体が完全にないことを保証することはできません。本セミナーの会期中、または終了後に直接、間接的に関わらず、怪我、病気、損害等が起こった場合、本人、代理人、関係者、親族等に対し、札幌医科大学、その代表者、役員、職員等の関係者は一切の責任を負いかねますことをご理解のうえご参加ください。

3月15~16日の日程で、第7回 メディカルスタッフのための神経解剖学セミナーを開催いたしました。熊本や横浜など道外からも多数のご参加をいただき、大変実りあるセミナーになったのではないかと思っております。

休憩時間にも解剖学書を参考にしながら時間を惜しむように、積極的に学ぶ様子もあり、最大限実習の時間を長くとり、実施いたしました。講義についても多数質問があり、実習の内容とリンクさせながらより深く学ぶことができたのではないでしょうか。


第8回につきましては、2026年3月14(土)、15(日)の二日間を予定しております。第7回も申し込み開始からすぐにキャンセル待ちとなってしまい、ご参加いただけなかった方も多数いらっしゃいました。来年度の開催につきましては詳細が決まり次第、こちらのホームページ等でお知らせしていきます。

講師紹介

小林英司

<所属>

札幌医科大学医学部 解剖学講座機能構造学分野

<学歴>

札幌医科大学 保健医療学部 理学療法学科 卒業

札幌医科大学大学院 

    医学研究科(解剖学第二講座)修了 博士(医学)


<主な研究業績>

Activated forms of astrocytes with higher GLT-1 expression are associated with cognitive normal subjects with Alzheimer pathology in human brain.

Eiji Kobayashi, Masako Nakano, Kenta Kubota, Nobuaki Himuro, Shougo Mizoguchi, Takako Chikenji, Miho Otani, Yuka Mizue, Kanna Nagaishi, Mineko Fujimiya

Scientific reports, 2018

Efficacy of knee-ankle-foot orthosis on functional mobility and activities of daily living in patients with stroke: A systematic review of case reports. Eiji Kobayashi, Kenta Hiratsuka, Hirokazu Haruna, Nobue Kojima, Nobuaki Himuro. Journal of rehabilitation medicine, 2022

Feasibility and informativeness of the Canadian occupational performance measure for identifying priorities in patients with Parkinson's disease. Eiji Kobayashi, Nobuaki Himuro, Yuji Mitani, Takuya Tsunashima, Kyouhei Nomura, Susumu Chiba. Physiotherapy theory and practice, 2022

その他多数

大村 優慈

<所属>

湘南医療大学 保健医療学部 リハビリテーション学科

<学歴>

札幌医科大学 保健医療学部 理学療法学科 卒業

札幌医科大学大学院 保健医療学研究科 

  博士課程前期 修了 修士(理学療法学)

東京農工大学大学院 工学府 博士後期課程 修了 博士(学術)

<著書>

リハに役立つ脳画像 第2版. メジカルビュー, 2020.

<主な研究業績>

評価と脳画像から見た歩行能力の予後予測. 日本義肢装具学会誌 38, 194-198, 2022.

高次脳機能障害に関連する脳領域の画像形態. 第21回日本神経理学療法学会学術大会, 2023.

その他多数

<その他>

基礎理学療法専門理学療法士,脳卒中認定理学療法士,補装具認定理学療法士

スタッフ紹介

 松澤もなみ 

 作業療法士

 所属:訪問看護ステーション

    ぷらちな

内山大輔

作業療法士

所属:札幌東デイサービスセン

   ターアンジュ

   札幌医科大学訪問研究員

石澤奈緒子  

理学療法士

所属:札幌市発達医療センター

学会発表


第19回日本神経理学療法学会

(演題名:脳部位剖出を伴う解剖実習によるセラピストの脳構造理解度の向上 大村優慈、小林英司、藤宮峯子)

第21回日本神経理学療法学会

(演題名:神経解剖学と脳画像評価に対するセラピストの意識調査 大村優慈、小林英司)

活動実績


2019年3月 第1回 コメディカルのための神経解剖学セミナー

2020年2月 第2回 コメディカルのための神経解剖学セミナー

2021年3月 第3回 コメディカルのための神経解剖学セミナー

2022年3月 第4回 コメディカルのための神経解剖学セミナー

2023年3月 第5回 コメディカルのための神経解剖学セミナー

2024年3月 第6回 メディカルスタッフのための神経解剖学セミナー

2025年3月 第7回 メディカルスタッフのための神経解剖学セミナー

会場:札幌医科大学

地下鉄東西線 西18丁目駅 5,6番出口 徒歩3分

※駐車場は利用できません。公共交通機関でお越しください。

お問い合わせ先

名称:メディカルスタッフのための神経解剖学セミナー

メール:ej-kobayashi@jhu.ac.jp

セミナー代表:日本医療大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻    

       講師 小林 英司